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さて、ご存知の方も少なくないと思いますが、5月25日に発売されたホビージャパン7月号で、昨年より密かに進めておりました、新シリーズについて発表をさせていただきました。今月はこちらについて、補足を兼ね説明させていただこうと思います。

これまで当社ではファイブスター物語では、ガレージキットと呼ばれるレジンキットを多数展開した上で、更に幅広い方たちに手にしていただこうとプラスチックモデルのシリーズも製品化してきました。そして2010年、より幅広く、いわゆるエントリーユーザーにも、もっと手にしていただきたいと考え提案させていただいたもの、それがこれからご案内させていただく「MH GENEALOGICA(モーターヘッド ジニアロジカ)」シリーズです。

実は、今から1年以上前、進行中のMHキットの原型を幾つかお持ちして、永野先生に監修していただいていた打ち合わせの時、その場に居合わせたどなたかの「もっと小さくて(10 cm以下くらい?)、千数百円くらいで気軽にMHをコレクションできるものとかあっても良いのではないですか?」という何気ない一言からが始まりでした。その場では、特にそのまま流されてしまった発言でしたが、後日、ウェーブとしてその意見を整理しなおし、そして永野先生から「レジン・インジェクション以外の組立キットのアプローチを試みて下さい」との要望もいただき、それらを踏まえ、あらためて提案させていただいたのが、本企画始動のきっかけとなりました。
これまでは、ファイブスター物語を愛する模型ファンを対象に、組立キットのみをリリースしてきましたが、今回はさらにベクトルを変えて、ファイブスター物語をコレクションしたかったがチャンスがなかったというファンの方へも手にしていただくことを念頭においています。もちろん、造型作家達の粋を堪能し、さらに手にしたユーザー自信がマイスターとなってMHを作り出す醍醐味を味わう組立キットのシリーズもこれまで同様、精力的にリリースしていくつもりですので、ご期待下さい。ファイブスター物語を大切に思うファンの方たちに色々な形で手にしていただき、より多くの方たちにコレクションしていただくことで、これからも作品を一緒に応援していっていただきたいと思っておりますので、引続き宜しくお願い致します。(開発部:永見)

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ウェーブが提供するファイブスター物語3DモデルシーンのNEXT STAGE…「MH GENEALOGICA」シリーズが満を持して始動!!
20年以上ファイブスター物語の製品をリリースし続けてきたウェーブより、ファイブスター物語の世界を、MHを、コレクションする悦びを、より多くのファンの方たちと共有できるように…そんな想いを込め、新シリーズ「MH GENEALOGICA」がいよいよスタートしました。これまで蓄積してきたMHに対する造詣と様々なマスプロダクツアイテムを開発してきたノウハウを注ぎ込み、コレクションに適した価格を模索しながらも作品のイメージを大切にし、年間5~6アイテム以上を目標にリリースしていきたいと考えています。

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シリーズ第1弾には熟考に熟考を重ね、ご覧のとおり、「エンゲージSR4」をチョイスさせていただきました。ファイブスター物語中でも屈指の人気を誇るエンゲージシリーズにあって、さらに第2部の主役MHということで、新シリーズの第1弾に相応しい騎体ではないかと思っています。現在、第2弾以降のリリースに向けて、数多くのアイテムの原型が形になってきており、今もその煮詰めに時間を割いているところです。ご存知のとおり、「人気の騎体から…」というだけでも本当に多くのMHがあります。じっくりとバラエティに富んだラインナップとしていく予定ですのでどうぞご期待下さい。
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画像をクリックすると拡大画像がご覧いただけます。
※画像は監修中の試作原型であり、実際の製品とは異なる場合があります。
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13cmのサイズの中に可動と造形を両立!
サイズについては、価格帯のことや生産に適しているかなどもありますが、特に 「手にしていただいた時の満足感」、 「コレクションしていくに相応しいボリューム」 などを重視し検討していった結果、13 cm程度が適していると判断し、頭長高でおよそ13 cm強を基本サイズと致しました。あえて、スケール表記はしていませんが、コレクションしていただいた時に、違和感を感じないよう、今後ラインナップを増やしていく際には、当然スケール感覚は重視したものとしていきます。 また、MHの真骨頂の一つとして、まずは「素立ち(設定画稿のような立ち姿)での美しさ」と考えました。ですので、昨今、基本のプロポーションよりも可動の面白さを重視したアクションフィギュアなども人気があるかと思いますが、それらとはコンセプトを異にし、基本的に「素立ちでの美しさ」を損なわないようにしつつ、アクションフィギュアとして見られた時も、魅力を失わないよう考慮した可動ギミックを各関節部に施すようにしていきます。
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メイン素材をABSに、さらにPVC、POMと要所にあわせて素材特性を生かしたハイブリッドモデル!
MHファンのニーズに応えるべく、メイン素材はABSをチョイス致しました。また複雑なディテールの再現が見せ場となる腹部蛇腹部分や手首パーツなど、その部位によっては逆テーパーなどにも対応可能な硬質PVC製としています。また、当然、可動箇所には可能な限りPOMを配することで、可動部に対する対処にも最適な方法を取り入れるように致しました。

 
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可動について
開発前から懸念され、そして開発中の今も、悩ましかったのが可動部をどのようにしていくかということでした。例えば脚部の可動に干渉してしまう腰部のアーマーなどは、軟質パーツ接続を用いるなどして極力、脚部の可動を制限しないようにするなど検討中です。また、MH本来の可動とは異なるミニチュアモデルとしての可動ギミックを搭載させるところとして肘や膝などは特に悩ましい部分でした。中でも、肘についてはギミックを仕込む為には、あまりにも体積が小さ過ぎ、かといって、ギミックを優先するあまり、腕を太くするなどは当然、考えられるはずもありません。今回、腕への重量物については、実剣を持たせるだけの仕様としている「エンゲージSR4」だからこそ目処がたっていますが、今後、大型のベイルや武装を装備しているMHでは問題となってくることが考えられており、今もその対策を検討しているところです。
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6月下旬の発売を控え、今、もっとも、期待の高まる話題の新作、1/144スケール プラスチックモデル「エンゲージSR3」を、次号当オフィシャルサイトでキットレビュー致します。 レビューするにあたっては、モデラーという肩書きを持ちながら、その活躍の場は多方面に渡り、幅広い知識と感性を持ちつつもフレンドリーな人柄で人気の、ヤマザキ軍曹に登場していただくことになりました。
これまで模型誌等で披露されてきた作例等と異なる視点で、ヤマザキ軍曹ならではの「エンゲージSR3」を提案していただくべく、製作を引き受けていただいております。ご期待下さい。

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ヤマザキ軍曹よりコメント

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マイド! ヤマザキ軍曹です。エッ、知らない? そーゆう人はオイテケボリにして話は進みます!

オレ、「モデラー」であると同時に「商品企画アドバイザー」みたいなことも仕事としてやっていたりするんですな。仕事として模型に関わりつつも、中には完全に趣味で作ってみたい商品がたまに出てきます。最近では「タミヤ:1/20・ロータス79」。「アオシマ:1/24・ランボルギーニ・カウンタックLP400」。そして、実際に着手することになった「WAVE:1/144エンゲージSR3」もその内のひとつ。「並びにムリがある」って? いえいえ、これらすべてが同じベクトルを向いた「最強」を目指したデザインなんです。そして、どれもがいつ見ても「新鮮」。モーターヘッドのデザインは今だに新しい発見があって「ギョッ」とさせられたりするんだよね。

今回製作するにあたってはWAVE側に直談判しての作らせてもらうことになったよ。(どーしても作りたかったの!)でも、指定は一切聞かない! 完全趣味だもの。模型は「思考と指が同調した結果」だからねぇ。自分に課したハンガーアウト(制限時間)は3日間。ソープに負けないマイスターを目指すってことで! 掲載されなかったら「神様からダメ出しが出た」と思ってください(笑)。それでは次回をお楽しみに!


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