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透明 お待たせしました!「リーンの翼」主役オーラバトラー「ナナジン」まもなく発売!

遂にフィナーレを迎えた、「リーンの翼」。富野由悠季監督のライフワークともいえるバイストン・ウェルの物語もいよいよ終焉を迎えました。ストーリー終盤、聖戦士として目覚めたエイサップとともに活躍をした主役オーラバトラー「ナナジン」も遂に発売となります。大好評をいただいたシリーズ第1弾「オウカオー」に続き、ナナジンでもその特異なフォルムを、名匠・速水仁司氏が見事なまでに再現し、またオウカオーの原型を担当したリキッドストーンや製造工場が、アクションフィギュアとしてのノウハウをフィードバックする事で、ギミックとプロポーションを両立させたナナジンが、今、ここに誕生いたしました。 製品化決定から1年余り、ようやく発売となる「ナナジン」を最終サンプルとともに、製品化に到るまでの道程や製品のポイントなど、裏話なども交えながら公開致します。

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発売を目前に控え、製品版と同クオリティーとなるファイナルサンプルが、ウェーブ開発部に到着いたしました。今まで注目されたいた方にとっては当初、発表されていたレジン製のサンプルと比較して、羽根やコクピットカバーなどが透明パーツになっており、まずはそれらに目を引かれたのではないでしょうか。それらもさることながら、まずは、速水仁司氏により再現された流麗なスタイリングや、それらが精密に再現されている製品クオリティーをじっくりとご覧ください 。

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「リーンの翼」よりオーラバトラーがウェーブで製品化決定!
作品にとって、そして手にされる皆様にとって、もっとも魅力的な製品とは何か…今回に限ったことではありませんが、製品開発するにあたり最初にテーマとなったのは勿論この部分でした。 まず…クオリティーの高い3Dモデルであること。複雑な三次曲面、かつ逆テーパーも多いデザインであり、微妙な表面の質感をも合わせ持つオーラバトラーは、PVC(&ABS)という素材こそが、まさにもっとも適した組合せであり、製造クオリティーが著しく進化した現在においては、他に疑う余地のない製品形態と即決定致しました。

次にサイズですが…充実度とコレクションとで、もっともバランスが良いと思われる15〜16センチサイズと致しました。…ですが、今だから言えますが、実はこのサイズは上記のような事だけで決定したわけではなく、他にも意味はありました。あえて、具体的には語りませんが、私を初め作品のファンである皆様がこれらを手にした時、きっと横に並べたくなるオーラバトラーシリーズ…それらを想定して導き出したサイズでもあったのです。

そして最後に製品の最大の要となる、原型を誰に担当していただくか…20年以上前からオーラバトラーファンでもあった開発担当の私には、オーラバトラー…しかも、主役の機体といえば、あの人! とすぐ思いつく人がいました。速水仁司氏です。しかし、あの速水氏が…しかもアクションモデルの原型を引き受けてくださるのだろうか…しかし、速水氏はオーラバトラーならば! という事で快く引き受けてくださいました。引き受ける際はまだ、デザインをご覧になる前で、引き受けてから、想像していたものとの違いに絶句したそうですが(笑) かくして、企画がスタートしましたが、実はここからが本当の苦難の始まりとなったのです…が、しかしオウカオーでノウハウを得たリキッドストーンの協力により、最後には何とか原型も完成しました。

その後工場も、打合せの度に、絶句してしまうようなウェーブ(私)からのリクエストに、全力で取り組んでいただきました。高額な製品ではありますが、リーンの翼ファン、オーラバトラーファンの皆さまに喜んでいただけるような製品になったと思います。ご期待下さい。

担当:NAGAMI(開発部)
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■こだわりポイント!
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・頭部パーツは3種類付属!
ナナジンの頭部は、羽根がない状態、羽根を折りたたんだ状態、羽根を展開した状態…どの状態も再現できるよう、当初は羽根を付け替えで各種状態を再現するよう、進行しておりました。しかし、羽根の接続部が小さく、付け替えでは、どの状態でも簡単に外れてしまう為、また、外した時の接続部の穴が目立ってしまうため、頭部は3形態を全て、3セット、頭部ごと付属させ、付け替えで再現と致しました。
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・羽根クリアパーツの陰影による立体的表現!
頭部の羽根は当初、クリアーパーツではなく、設定画のカラーを基に本体同様、塗装される予定でした。しかし、劇中のイメージなどを考慮し、オウカオー同様、クリアーパーツで再現する事に。クリアーパーツを使用するに際しても、単調にならないよう、羽根に陰影の演出を施すなどして、オーラバトラーという機体を考慮し、パーツを再現しています。

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・接地部の調整を繰り返し行った事による
 確実な安定性!

細身かつテールヘビーというナナジンのデザイン的特長では、一歩間違うと安定性が悪く、ほとんどのポーズで自立できないという状況に陥ってしまいます。その為、特に足首部では、余計な可動を少なくし、アクションフィギュアとして楽しめるように安定性にも気を配られています。それらは画像のように、足首の前爪の角度調整など、細部まで徹底して行われています。

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製品化決定から実に1年以上の時を経て、間もなくナナジンもリリースされます。可動範囲が大きくないわりに、安定性を著しく悪くしてしまう部分を安定性重視のギミックにしたり、胆となる可動の為、やむを得ない処理となっている部分などもあります。本製品はほとんどの関節で容易に分解する事が出来るようになっており、プラモデルを組み立てるスキルを持ち合わせていれば、改造や塗装もプラモデルとほとんど同様に出来るようになっています。カスタマイズされたい方は是非チャレンジしてみてください。

アッカナナジンなどの製品化リクエストも届きだしておりますが、現在はまだまだ企画検討中の段階です。皆様の応援次第で可能性も高まりますので、今後も引き続き応援いただきますよう、宜しくお願い致します。

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