本シリーズの企画・制作を担当している開発部の永見です。
ご覧のとおり、今回の作例記事ではヴェルビンを独自の解釈で用意しました。今回は毒島さん以外のモデラーの手によるものとなったので、塗装等、あえて以前、毒島さんがイベントキット等で発表されたビルバインとも違った表現で製作しています。せっかくの作例記事ですから、これまでと違った内容であったり、色々なアプローチで見ていただいたりといったほうが良いのでは…と思ってのことでしたが、いかがででしたか？

話は変わりロッグガンについて。ボトムズ造形ではおなじみの只野さんが原型を担当しているとあって、とてもスムーズに完成しました。また、当初スコープドッグ改造パーツセットはロッグガンを正面で構えられるようにポーズ固定のキットとして発注していたのですが、出来上がってみるとその内容は何と…詳細は5月25日公開いたします。
そして大変長らくお待たせしましたが、岬さん原型による「1/100ザブングル」も遂に完成しました！ ポージングの際、問題となりがちな脚部の可動について、外観を損ねることなく、極力、可動させるため、岬さんが知恵を振り絞ったギミックが秀逸です。ご期待ください。

更に小松原さんによるマーシィドッグも遂に原型完成。以前、小松原さんが原型を手がけた21Cやターボカスタムの原型を一切流用せず、完全新規で造形しています。こちらもお楽しみに！

それにしても、どのアイテムも原型師さんが「締切無視、クオリティアップ最優先！」で頑張り続けているために、なかなか完成せず嬉しい悲鳴を上げておりますが…時間をかけている分、ファンの皆さんの期待を裏切らないものとなっています。引き続き、宜しくお願いします！